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瑞泉寺と門前町井波

異国文書を解読したというエピソードをもつ瑞泉寺の縁起、 土塁の抜け穴を敵に教えてしまったばあさん、 越中でただ一人の芭蕉の門人浪化、 聖徳太子二歳像開帳のオタイシテン、 山門の彫り物を刻んだ大工等々、 史話百題。
新書判・245頁
千秋謙治
2005.10
800円
加賀藩農政文書ノート

走り百姓を取り締まるだけの十村創始期から前田利常の改作法施行を経て徴税も行なうようになる確立期、 元禄六年の切高仕法実施に見られる社会の変貌から享保の改革期までの十村のありようを武部家文書を用いて紹介・説明。
A5判・200頁
武部保人
2005.11
3,000円
木の実・草の芽ものがたり

木の実は山ブドウからブナの実まで20種、 草の芽(木の芽も含む)はアカザからコシアブラまで34種を取り上げ、 生息地や生態を記した上、 さまざまな料理法を紹介。 山暮らしをした人にしか書けないカラーのガイドブック。
四六判・147頁
太田悦子
2005.11
1,200円
納棺夫日記
94年度地方出版文化功労賞

死体を洗い柩に納める、 ふと気付くと傍らで元恋人がいっぱいの泪を湛え見ていた―人の死に絶えず接してきた人の静かなる声がロングセラーとなった。 生と死を分け過ぎてはいけない、 詩と童話を付した定本。
四六判・251頁
青木新門
1993.3初版
2006.4定本
1,500円
愛しの合掌集落 1966~2005
飛騨白川郷・越中五箇山

飛騨と五箇山の5つの村 (牛首・加須良・桂・馬狩・大窪) を訪ね、 40年にわたって撮り続けた写真集。 合掌の住まいと人々の暮らしが縄のように綯われてあった時代を見事にとらえ、 世界遺産のバックボーンを提示する傑作。
AB判・300頁
柴田英司
2006.4
2,000円
孤村のともし火

1939~43年、 飛騨山中を診療に廻った医師の三つの探訪記。 加須良 (白川村) では痛切な幼子の弔い話、 山之村 (阿曽布村) では民俗も探訪、 杣が池 (高根村) では伝説を詳しく紹介。 ほかに民間療法と熊の膽の話。写真満載!
四六判・160頁
海野金一郎
2006.4
1,200円
加賀藩料理人舟木伝内編著集

享保10年 「舟木伝内随筆」 享保17年 「料理方故実伝略」 享保18年 「調禁忌弁略序」 安永4年 「五節句集解」 安永5年 「式正膳部集解」 寛政6年「ちから草」 「力草聞書」 「料理ちから草聞書」 の翻刻。 百万石料理の秘伝をご覧あれ。
A5判・290頁
大友信子・川瀬康子
陶 智子・綿抜豊昭・編
2006.4
4,000円
北東アジアの交流と経済・文化
―金沢星稜大学共同研究Ⅰ

藤井一二「高志国の成立」根津明義「古代越中における河川交通と歴史的環境」小嶋芳孝「斎藤優の渤海遺跡発掘写真」竹間芳明「戦国北陸沿岸の往来と海上交通」和泉清司「日本海海運と北陸地方における物流システム」白川部達夫「加賀藩の米仲買と藩士」ほか5編。
B5判・140頁
藤井一二・編
2006.4
2,000円
日本のフィールド言語学
―新たな学の創造にむけた富山からの提言

中間言語とネオ方言の比較、 語彙と環境利用、 誤用と言語変化の関わり、 談話資料の文法研究、 方言談話の地域差・世代差・場面差、 方言と共通語の使い分け意識、 等々、 日本の言語研究の第一線で活躍する22名の論考。 日本海総合研究プロジェクト研究報告。
A5判・330頁
真田信治/監修
中井精一・ダニエル ロング
松田謙次郎/編
2006.5
3,000円
川の吐息、 海のため息
―ルポ 黒部川ダム排砂―

ダムに溜まる土砂を洪水時に一気に流す排砂は川と海にどんな害をもたらすか、 新聞記者が取り組んだ現在進行形のルポ。 漁業者の声、 国と電力会社の情報を提示し、 新しい流域公共圏の構築と問題解決への提案もする力作。
四六判・305頁
角幡唯介
2006.5
1,500円
司令部偵察機と富山

太平洋戦争の末期、 陸軍最高性能機の生産は空襲を避け富山県の呉羽紡績工場 (大門・福野・井波) に移され、 さらに庄川町山腹に地下工場を建設すべく―国家が個人を踏みにじるその様は、 現・国民保護法の発動時が想像されて緊要なルポ。
四六判・195頁
松本文雄
2006.7
1,500円
立山信仰と布橋大灌頂法会

加賀藩芦峅寺衆徒の宗教儀礼と立山曼荼羅
模写関係にある2つの立山曼荼羅の構図や画像と芦峅寺文書の分析から、 大灌頂法会として確立される以前の江戸中期の布橋儀式を検討。 また、 立山信仰の根本の尊や、 数珠繰り・立山大権現祭等の年中行事を論じる。
A5判・298頁
福江 充
2006.9
1,600円
 
加賀の千代女 五百句

「朝顔に釣瓶とられてもらひ水」 で知られる千代女の500句を解説付きで紹介。 生誕の地松任の駅前に 「千代女の里俳句館」 が建設されたのを記念に発刊。 加賀藩主から第11次朝鮮使へ献納を命じられ描いたと同じ扇面を表紙にあしらう。
B6判・294頁
山根 公・編
2006.10
1,600円
天然ウドにはアクがある

山男、 浮世を見る―山岳エッセイで著名な著者が辛辣な社会時評を世に送る。 「アクはエグイけど、 そこがまた旨さだとされる。 アク抜きを厳重にやれば、 そのものの持つ固有の旨さもまた、 淡いものになってしまう」 と、 強烈な闘うエッセイ。
新書判・205頁
佐伯邦夫
2006.10
900円
兼六園を読み解く

兼六園の成立・変遷と利用
いつ出来たのか?命名の経緯は?宝暦9年の大火で焼失したのか?現在の姿になったのはいつか?等々、 兼六園の歴史には多くの謎がある。 藩政期の日記や記録類を丹念に読み解き、 実像に迫る。 そこには代々の藩主の姿も浮かび上がる。
A5判・307頁
長山直治
2006.11
3,150円
総曲輪物語
繁華街の記憶

かつて繁華街には、 商店・飲食店・映画館などがありワンダーランドだった。 商店街とのコラボレーションで50人の総曲輪っ子が人生・商売・商店街を語るオーラルヒストリー。 新聞資料によって繁華街はセピア色から総天然色へと蘇える。
B5変判・313頁
堀江節子
2006.12
2,520円
時評的短歌ノート
久泉迪雄の本②

詠み手と読者がほとんど一致している短歌界の状況は不幸として、 批評のありようを再考する短歌論。 戦争体験の風化を危惧し、 科学が進歩しても詩精神こそ人間の本質と説く。 幅広い探求精神に支えられた50篇。
新書判上製・363頁
久泉迪雄
2007.4
2,000円
つれづれの想い

「物書きは、 素っ裸になるくらいの勇気がなくてはいけない」との師の言葉を胸に書き続けて半世紀。 家族の物語を軸に、 平和への願い、 夫とともに闘ってきた障害者運動、 老いへの心構えなどを綴った自伝的文学。
四六判・282頁
山崎寿美子自選集
2007.5
1,700円
墨・その孤高の世界
~富山ゆかりの水墨画家たちの画業~

篁牛人、 豊秋半二、 岩﨑巴人、 下保昭、 棟方志功、 小松均、 髙山辰雄。 富山に縁ある七人の水墨画家たちの一途で、 熱く激しい生き方を描く。 富山県水墨美術館副館長として画家たちと交流のあった著者が、 孤高の精神を熱く語る。
新書判・286頁
福井文夫
2007.2
1,000円
二人の炭焼、 二人の紙漉
付・山口汎一「越中蛭谷紙」

昭和21年、 富山を振り出しに長野県栄村・群馬県東村と夫婦で遍歴、 30年で元山に戻る伝統の炭焼、 奥の深い技を披露する。 故郷のビルダン紙を再興した妻が難病に倒れるとその紙漉を受け継ぐ、 深く切ない夫婦の物語。
A5判・255頁
米丘寅吉
2007.2
2,000円
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