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富山湾 豊かな自然と人びとの営み

自然環境に適応し、歴史の中で形成された生活や生業、風土の魅力を26人の専門家が語る。

1:自然と地史、2:生態と人間、3:ネットワーク社会、4:文化と空間、5:信仰と民俗、6:持続社会に向けて

著 者:
秋道智彌・中井精一 編
定 価:
¥2300(税込:¥2530)
発行日:
2020.09.16
ISBN:
978-4-86627-089-0
判 型:
B5
頁 数:
169 頁
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目次

 序論 日本海学の視座と富山湾 1

第1部 富山の自然と地史                   
  第1章 日本海のふしぎ 10
  第2章 雷鳥から埋没林まで 18
  コラム1 海棲ほ乳類(絶滅危惧種) 29
  コラム2 富山湾の蜃気楼 31

第2部 富山の生態と人間                   
  第3章 イルカ・富山湾の魚・南方からの深海魚 34
  第4章 塩の道と食文化 41
  第5章 河川が育んだ漁業と人 49
  コラム3 伝統の味、ます寿し 58
  コラム4 ホタルイカ・白エビ 60

第3部 富山のネットワーク社会                 
  第6章 薬がつないだ富山とアジア世界―富山の売薬から 64
  第7章 日本海と北前交易 73
  コラム5 呉羽と機織り 82

第4部 富山の文化と空間                     
  第8章 ことばから見た富山 86
  第9章 観光拠点となった富岩運河環水公園 96
  第10章 万葉集の世界 101
  コラム6 砺波散居村 109
  コラム7 八尾よいとこおわらの本場 二百十日をオワラ出て踊る 111

第5部 富山の信仰と民俗                     
  第11章 北陸における真宗教団の流れ 114
  第12章 合掌造りと山村の民俗 122
  第13章 山岳信仰と神の世界 129
  コラム8 塩硝は知恵の結晶 136

第6部 富山の持続社会に向けて               
  第14章 世界遺産と湾クラブ 140
  第15章 富山湾の環境変動とくらし 147
  第16章 世界の海洋環境と日本海 155
  コラム9 日中韓ロの地政学と富山 159

 あとがき 162

   執筆者紹介
   索引