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富山民俗の位相

民家・料理・獅子舞・民具・年中行事・五箇山その他
竹内芳太郎賞

富山民俗の基礎資料を長年にわたり積み上げ、県市町村史に分厚い報告を続けてきた著者の初の論集。民具一つを提示するにも、史料価値をたっぷり残しつつ、(写真300点)日本民族を視野に入れた実に人間味あふれた文章で描き出す。

著 者:
佐伯安一
定 価:
¥10000(税込:¥10800)
発行日:
2002・4
判 型:
A5判
頁 数:
720 頁
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目次

序章 富山民俗の視座
一、富山の民俗 西・東
二、富山民俗の特色

一章 民家
一、住居
二、広間—間取りの原点
三、小さかった百年前の富山県の民家
四、サンバワラ考
五、くらしの歴史からみた屋敷林
六、屋敷林は母の胎内
七、屋敷林をカイニョということについて
八、もらい風呂
九、仏壇の位置
十、富山県の民家の石垣
十一、布施谷の屋敷神
十二、わら灰と灰納屋の民俗
十三、富山の住まいづくりに学ぶ

二章 ふるさと料理
一、富山県の食
二、富山のふるさと料理
三、人生儀礼と食
四、雑煮の東と西
五、オクモジの味
六、鰤の味
七、婚礼蒲鉾

三章 獅子舞
一、越中への獅子舞芸能の流入と分布圏形成
二、獅子舞芸能の伝来
三、四拍子の笛の音
四、獅子舞採訪
五、慶長元年の獅子頭祈祷記録
六、土豪土肥氏の獅子頭寄進
七、北海道の越中獅子舞

四章 民具
一、越中の民具
二、民具のこころ
三、放寺の犂
四、江戸時代の越中犂

五章 年中行事
一、ふるさとの民俗十二か月
二、砺波野の小正月
三、田んぼの神様のチョハイ
四、福野夜高行灯と砺波平野の田祭り
五、出町の曳山、起源は天明九年
六、下村加茂神社のお田植え祭り
七、『滑川のネブタ流しと夏を彩る民俗行事』を読んで

六章 五箇山
一、五箇山の民俗の特性
二、五箇山の風土と暮らし
三、五箇山の真宗道場について
四、合掌造りの住まい
五、山村の生活領域と小地名
六、シトギを供える祭り
七、ムラ仕事と当番札
八、五箇山と砺波平野を結ぶ峠道
九、ミチフミの札
十、ハネツキとアナイレ
十一、五箇山・味の民俗
十二、五箇山の豆腐とジンダ
十三、こきりこ節の「カナカイ」という語について

七章 その他(民俗信仰・民謡・方言・地名ほか)
一、民俗学からみた『私家農業談』
二、飛越奥山と山岳信仰
三、信州大出のおんば様を訪ねて
四、神通川両岸飛騨街道の道切り
五、水神「マンドウさん」の語源と性格
六、コンゴウ参りについて
七、砺波地方のバンブチ
八、八乙女山のツルワタ雲
九、地名にみる中世の「刈高表示」の残影
十、小地名を記録しよう
十一、越中の田植歌
十二、高岡の「行っタッタことば」と能登

あとがき
初出文献一覧
索引