富山の出版社 本づくりなら 桂書房

富山の小さな出版社「桂書房」。富山での自費出版、本づくりならお任せください。

勝山敏一による随筆集です。桂通信図書目録の冒頭に収録されています。

No.47 喰わずに死ぬか、殺されて死ぬか

明治二十三年、(一八九〇)四月十七日、富山県境に近い、新潟県の能生町で一揆を起こした女房たちが叫んだ語。米価が高騰、小売りをしてくれなくなった米屋を襲って彼女らが、いざうち壊さんと空いたお腹の底をしぼり上げて叫んだもので…

No.46 「今夜は男の一揆が起こる」

大正七年(一九一八)八月七日の高岡新報は、富山県水橋町で起きた女一揆を受け、隣の滑川町でも昨夕八時ごろ「老若男女」二千名の大集団が米屋の前に集結し「生活難を絶叫」したと伝えた。全国に米騒動の起きるきっかけになったといわれ…

No.44 希望は、 ことば

「希望は、 戦争。」 は31歳フリーターという青年が 『論座』 に投稿したエッセイの副題。 卒業時が就職氷河期で入りたい会社に入れなかった世代だが、 政策にも見捨てられてフリーターのままだ、 希望を持てない社会がこのまま…

No.43 天然ウドにはアクがある

気晴らしに事務所を出て、 近くの広場 (縄文遺跡) へ向かった。 真っ青に晴れ渡った空に、 刷いたように絹雲が走っている。 広場の草原では少年と若い父親が二人野球に興じていた。 一人が投げ、 一人がバットを振る。 当たれ…
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