富山の出版社 本づくりなら 桂書房

富山の小さな出版社「桂書房」。富山での自費出版、本づくりならお任せください。

勝山敏一による随筆集です。桂通信図書目録の冒頭に収録されています。

No.17 「言いにくい事を言う」 ことで―

「言いにくい事を、 言いにくい人に向って言いにくい時に言う」 ことで、 民主主義というものはやっと息をつないでゆく―この名言を吐いたのは丹波の名もない農婦たちだという。 難しいことである。 この世で後悔することの半分は …

No.16 その言葉を言わせるもの―

「この世で大切なのは、 言葉なんかじゃないその言葉を言わせるものよ」 その人は叫ぶように言った。 若い頃だった。 発せられた言葉の一つ一つにもがき苦しんでいた私の眼からウロコが落ちた。 でも難しいんだな。 言葉の向こうに…

No.15 地球の危機は出版の危機……!

がらんとして何もない小さなアパートの一室に入ったのが1983年1月5日。 仲間どころか、 家族にさえ隠れての出発だった。 最初の原稿だけは既に印刷所に入れていたが、 これから始まる出版のことを誰かと猛烈に語り合いたかった…

No.14 出版の重みがひしひしと…

● 「メディアに描かれる女性像」 を発刊した。 様々な反響の中で、 私を脅えさせたのは 「あなたの家庭では女性差別はないのか」 という質問であった。 そう言われると本当に困ってしまう。 私は妻にこの本を見せられないのだ。…

No.13 あらゆる事柄に賛否両論が…

◎私は忘れないだろう、 人を殺し合う湾岸戦争でさえ、 人々の意見は賛否両論だったことを。 なぜか、 あらゆる事柄に賛否がある。 小社も色々なことに賛否を問われる。 最近では本の 「あとがき」 で著者の方が編集者の名前を出…