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カテゴリー: となみ野探検

もったいない

カテゴリー:となみ野探検

福光麻布の「いざり機(はた)」復元に向けてプロジェクトが作られ
機織り機を復刻し、麻布を織りあげることができました。

その過程は、かつての麻問屋舟岡さん宅に残っていた
昭和30年代の「いざり機」を映した8ミリフィルムから始まります。

そして舟岡さん宅を取材し、
そこで語られた「もったいない」という言葉が凄く新鮮でした。
つまり麻に携わる女性たちが手間賃で仕事をするのではなく
手先を動かす物を造りだす喜びをもったいないと称したのです。

人にとって何が幸せか?
原点に返って考えたいという衝動にかれました。

この取材の過程はDVDに収録し希望者には頒布を検討しています。
購入を希望される方は桂書房までお問合せ下さい。

写真は舟岡さん宅に残っている、いざり機の福光麻布です。

麻布

となみ野探検ガイドマップ

カテゴリー:となみ野探検 新刊案内

となみ野探検ガイドマップがようやく刊行されました。
取材に費やした時間は約一年。
この取材で感じたのは、となみ野の奥深さです。
そして越中の根源は医王山にあり。
でした。
12月初旬までに各書店に配本されます。
となみ野探検ガイドマップ

べるもんた

カテゴリー:となみ野探検

城端線を走る観光列車「べるもんた」を城端で取材してきました。

一両編成ですが、となみ野に新風を吹き込むと思います。

べるもんた

 

ところで、今日は善徳寺境内は大賑わいでした。

毎日賑わうと良いですね。

麻布

カテゴリー:となみ野探検

皆さんの努力でいざり機を復元し麻布を織りあげることができました。

 

いざり機織

 

詳しい経緯は「福光麻布の会」ブログを参照下さい。

 

 

 

麻布(あさぬの)

カテゴリー:となみ野探検

桂書房では日本の伝統的織物「福光麻布」のいざり織を復活させ、

その課程を記録し出版するプロジェクトを進めています。

「麻布」は一般的には「あさふ」と呼びますが、福光では「あさぬの」と呼びました。

そこで本の題名は「麻布(あさぬの)」とします。

 

織機ですが、福光農林漁業資料館の織機は損傷が激しく、

これを参考にして新規に織機を製作することになりました。

またこの織機に使われている、たて糸を上下に動かす部品が無く、

これが城端の呉服店に残っていました。

ということで、9月中旬には織れるようになると思います。

この過程も収録して本は2016年早々には出版したいです。